ココロがけていること。

今日は、ダイエットに際して自分なりに思ったり心がけていることを。
もともと食に対する欲求も好奇心も強いので、「ダイエットだから」という理由でマズイものや必要以上の我慢を強いられたくない。「美味しく食べて無理なく痩せる」って言うとまるで怪しいダイエット食品の宣伝文句みたいだけど、目指すところはそれに近い。

「○○法」というような単独のダイエット法を狂信的に行わない。

どの方法にも長所・短所があるし、自分に不向き*1だったり苦手だったりすることを無理に頑張るのはストレスの元だと思うから。それに1つの方法で行き詰った時に「やーめた!」となりやすいので、八方美人的に色々やってみる。

「食事の代わりに」というものを極力摂らない。

カ■リーメイトとかS●YJOYみたいな栄養補助食品、プロテイン飲料などは明らかに一食分のカロリーより少ないけど、満足感(≠満腹感)がないから。多忙な時に「少し何かおなかに入れておきたい」という趣旨でそれらを摂るならアリだと思う。目的(少し何かおなかに)→達成→満足 ヽ(´ー`)ノ だからね。

なるべくお金をかけない。

こう書くとなんだかすごいケチみたいだけど、実はこれまで10kg以上の減量経験は何度かあって、食事コントロールがメインの時もあれば、ウォーキングがメインの時もあったんだけど、どれも特別にお金をかけてなかったんだよね。普段の生活をちょっと工夫することで出来るほうが達成感あると思う。お金かけるダイエットのメリットは、リバウンドしかけた時「こんなにお金かけたんだから…」ってブレーキがかけられるくらいじゃないか?と私の偏見なる分析。

あくまでも「健康になる」ことがたいせつ。

若いうちはさ、「キレイになりたい!」とか「モテたい!」とか「彼氏ほしい!」とか目標が多々あったけど。今はなんとなく「健康になること」で、副産物的にそういう目的にも近づける*2ような気がするんだよね。健康になれば肌だってカサカサしなくなるはずだし、はつらつとした人は魅力的でもあると思うし。


人生の…というと大げさなようだけれど、一生のうちに摂れる食事の回数って限りがあるわけで。それならば、出来るだけ一食一食「あー美味しかった。ごちそうさま」と手を合わせて終える食事のほうが幸せだよなぁ…と。そう思うのは、俗に言う「人間三大欲」で食欲が一番強いってことなんだろうか?w

*1:ことダイエットに関しては、効果が現れやすいかどうか?は大切

*2:モテるようになるか?は別か。w

食事量が少し減った。

美容のため…では決してなく、どちらかといえば必要に迫られてぼちぼちやってるのだけれど、少し体重が減ってくるとなんとなく身体が軽いなぁ…と感じられる。それがたとえ気のせいでも、そう思えることが励みになればヨシということで。
何より変化があったのは、食が細くなった。これまでの私は男性に負けないほどの食べっぷりだったが、最近はごく普通の一人前が食べきれるか少しキツくて残すくらいになった。長年、女性の「私もう食べられなぁ〜い♪」という発言に ( ゚д゚)、ペッ と思ってきたけれど、今ならこれが言えそうなイキオイ。<言わないけど
目指すところはまだまだ先なので道のりは長いけれど、諦めずに頑張ってみよう…と今のところは思っている。

ハイスペック

日々のなんてことないことやふとしたこと(まぁどうでもいいこと)で、人をうらやんだり自分をさげすんでしまうことがある。ちょっと疲れてたり気持ちに余裕がなかったりするとその頻度が少しあがったりもするのだけど。

以前友人との会話で、ある人*1の話になった。友人は彼女と面識があり、説明によると、彼女は色々なことがソツなくこなせて…仕事もデキて、お料理も得意で、人当たりや性格もよくって、そして美人でスタイルもいい…え?非の打ち所ないじゃない??天は二物を与えないんじゃなかったっけ???的な。
友人は「んー、なんていうのかな…私たちよりちょっとハイスペックな感じ?w」と説明をしめくくった。
私は、友人のこのひと言でストンと納得してしまった。言いえて妙だなぁ…と。
表現のよしあしはあるかもしれないけれど、そう思うことで無駄に相手を妬むことも自分が卑屈になることもないやーって思えたというか。もちろん、自分のスペックが高くないことを憂うようなネガティブな発想ではなくて。

そういえば、金子みすずは「みんなちがって みんないい」って言ってたっけ。

*1:実際にはお会いしたことがないけれど、SNSなどで交流がある方。一度お会いしてみたい人でもある

距離をおく、ということ。

人間関係で「距離をおく」というと、たいていはマイナスなイメージなんだと思う。
私はあながちそうでもないと思っていて。でも残念なことに、それが得意ではないのだけれど…。

昔から人との距離をうまく取るのがニガテだった。
仲良くしたい人には嬉しくなってどんどん近づいてしまう。おそらく私はパーソナルスペースの弧が小さいのかもしれない。しかし相手のそれが同じとは限らない。そして仲良くなりたい人には正直でありたいし、本音でいたいと思っている。これもまた一長一短で、受け取りようによっては無粋で無遠慮と思われてしまう。


何年か前の話。
「素敵な人」と周りから評判の女性と知り合う機会があった。
しかし、控えめな態度だった彼女の発言はあまりにも控えめすぎたというか、相手を褒めそやすことで慇懃無礼に思える*1ほどに感じられた。私はそれをシニカルに指摘したことで彼女を傷つけ不愉快な思いをさせてしまった。
自分の非については謝罪したものの「あなたは自分が悪いと思っていないでしょう?」と拒まれる形で、それ以上に親しくなることはできなかった。真摯な謝意が伝わらなかったことは残念だったし、私にとっても少なからず不愉快だったので、それ以上頑張ることもできなかった。
その後に人を介し一応和解することはできたものの、特に距離が縮まることはなく今に至っている。


あれから時が経って、今の私は相変わらず彼女を素敵な女性だと思っている。*2
「女性らしい」というと抽象的すぎるかもしれないけれど、可愛らしいところも聡明なところも、おそらく女性特有な利巧な部分も含めて、だ。彼女がぽつぽつと更新しているブログを読むのも楽しみにしている。
傍から見れば矛盾かもしれない。
でも、仲がいいかどうか?と相手に対する評価は別のところにある、と私は思っているから。
会ってしまったら、またうまくいかないかもしれない。でも、遠くからなら素敵な女性だと思ったままでいられる。近づきすぎるとダメなんだろう…と勝手に思っている。


彼女に限らず、適当な距離があるほうが上手くいく相手、というのはいると思う。
私の性格に問題があるのか、はたまた相性なのか、距離を縮めすぎると摩擦や不具合を起こす。もっとお互いを慮れば…とも思うけれど、そこまで神経とがらせなくても上手くいく相手はいるわけで。

もしかしたらみんなはあえて考えずに普通にしてることなのかもしれない。でも私はそれを「ポジティブに距離をおいた相手」と思っている。

*1:まぁデキの悪い人間のひがみかもしれない。

*2:相手からは相変わらず嫌われてるかもしれないけど!w

親の教えの功罪

何か目的があって召集されたコミュニティのなかで、賛成もせず、かといって反対もしない。これといった意見を言うでもない。日本人には比較的多いことかもしれないけれど、私にはこれが本当に理解にかたい。
イデアを出しあったり意見交換するのって大切なことだし「参加してるなぁ」という充実感につながる。ましてや自分の意見を採用されればなおさらだ。逆に自分と相反する意見があれば、それが気づきになったり、きっかけに新たなアイデアが生まれるかもしれない。理不尽なものなら看過もできないし。


「沈黙は、 雄弁に勝る。」(雄弁は銀、沈黙は金)
私の母はどちらかと言えば沈黙の人だ。前述の「比較的多い日本人」の一人、である。母曰く、意見がないわけではなくて「誰か自分と同じ思いの人が意見するまで待っている」のだとか。本当に何か言わねばならない時には発言するよ、とも言っていた。
しかし、やはり思ったことはきちんと自分の言葉で伝えられるほうがいいと思っていたらしく、母は私を「自分の意見は、自分で言える子になるように」と育てた。おかげで?私は自分が思ったことは忌憚なく言うタイプに育った。母の教育方針は実を結んだ、ということになる。

先日、母に「お母さんとは違って、自分が思ったことは自分で言うし〜」と言ったら、「言わなくてもイイことまで言う子に育ったかも…」と嘆いていた。


(゚д゚)ハッ!!

そういえば、春だっけ。

昔から春はなんとなく苦手だった。使い古された言葉だけど「出会いと別れの季節」…そう、人の異動や環境の変化みたいなのが一時にどっと繰り出される感じに自分の気持ちがついていかない、というか…。学校や企業のような大きな団体に所属していた時代に比べれば、異動も転勤もないから幾分マシではあるものの、やはり春はどこかしらせつない。
性格的に楽観的か悲観的か?と言えばおそらく前者なんだけど、この時季はどうもそうでない部分がむくむくと膨れてココロを占める比率が上がり気味になる。

このまま日記を終えて「なんて後ろ向きな!」とネガティブイメージを持たれてしまうのは本意ではないので…。蛇足なハナシを付け加えておこうっと。

昔、高校受験の時に進路を私立一本に決めた私。志望校の受験当日、筆記を終えて面接の順番が回ってきた。入室してすぐに試験官から「原さん、今日の試験はどうでしたか?」と訊かれた。
おそらく皆は「解ける問題から順番に解きました」とか「落ち着いてのぞみました」みたいな解答だったと思うけれど、当時の私は満面の笑みで「はい!思いっきりできました!」と答えた。試験官が「あぁ、それはよかったですね。これからこの学校に通うことになったら、よろしくお願いしますね」と続けたので、調子にのった私は「はい!任せてください!」とハキハキ答えて帰ってきた。*1
帰宅し、そのやり取りを意気揚々と報告する私を見た母の呆れ顔。思い出すと笑わずにいられない「鳩が豆鉄砲をくらう」見本みたいな顔だった。(今となっては自分でも「よくもまぁ…」と思うけれど。w)
幸いにも志望校には無事合格し、恥ずかしくない程度の結果*2は残すことができた。

基本的にはポジティブな思考がポジティブな結果を呼ぶと思ってる。
今そのスパイラルのとっかかりみたいなのを見失っているのかもしれない。模索しながら過ごすことにしよう。

*1:これはポジティブというよりは、ただのバカではないか?と思わないでもないが、考えないことにする。

*2:入試一位の人は入学式の新入生挨拶だった。私はその後の先輩たちとの対面式とかいう式の挨拶をした。

人の体温を感じる仕事。

昨日、出先で車のバッテリーがあがってしまった。
今思えば「そういえば…」という予兆があったものの、バッテリーあがりなんて久しくなかった*1し、自分に油断というか不注意があったのは否めない。

なにしろエンジンのかからない車では困り果てても右往左往することすら出来ないので、ロードサービスを利用することにした。
動かなくなったのがショッピングモールの立体駐車場だったので、周りに助けを呼べば一人くらいケーブル持ってる人がいそうな気はしたけど、バッテリー以外が原因(故障)で動かない可能性も考えた。
ジャンピング*2してもらって一度はかかったものの、バッテリーがもうダメになっていてすぐまた止まってしまった。帰りかけていたロードサービスの人を慌てて呼び止めてもう一度ジャンピングしてもらい、ニュートラルでずっとアクセルに足を乗せて回転数を少し上げた状態をキープしたものの、どう考えても無事に家までたどり着ける気がしない。
ロードサービスはあくまでも応急処置だけなので、これ以上の対応は望めない。実家時代から懇意にしてもらってる自動車屋:Yくん*3に電話して、立体駐車場にいる(積車が入れない)こと、電気系統をいじるとすぐ止まってしまう状態であることなどを説明して指示を仰いだ。彼から「保険会社の付帯サービス(のロードサービス)が使えるはず。万が一動くようにならなくても、その後の対応までカバーしてくれるから」と教えてもらった。あわせて「頼む時に『代替バッテリーを持ってこれる業者を呼んで欲しい』と言ってみて。状況聞いた限りバッテリーさえ換えれば直るはず。その分だけ有償になるけど、その場で交換してもらえば手っ取り早いし。」と。

さっそく保険会社のロードサービスに電話して、オペレータのHさんと話すことになった。Yくんに言われたままを伝えてみる。対応は丁寧で的確だけど「必ずのお約束はいたしかねますが…」と言われたので「可能な限り!でお願いします」と懇願した。少し待って折り返しHさんから「業者の手配ができました。バッテリーも持っているそうです」と連絡が来た。(´;ω;`)よかったー!
T自動車さんというロードサービス専門業者のお兄さんが積車で来てくれた。まずは駐車場から車を出し路肩に寄せてからてきぱきと作業してくれた。Yくんから「修理済んだら僕に電話して。担当者さんと話せば今回の状況や内容がわかるから」と言われたことを伝えると、お兄さん「いいですよ。いいクルマ屋さんですね。」と快く状況を説明してくれた。

すべて終わって一連の作業に関する書類にサインした後、よくある「サービス向上アンケート」を頼まれた。「オペレータの対応はどうでしたか?」と訊かれたので、しばらく考えて「うーん…普通?」と答えると、「オペレータ、Hさんでした?」とニッコリ訊きかえされたので「そう!そうです。的確だったんだけど…なんとなく…」と私が口ごもるのに続けて「冷たい感じ、したでしょう?(笑)」と言われて、まさにその通りだったので私はビックリした。
お兄さんが「Hさん、ベテランで指示も冷静的確だし(電話が)つながった人はラッキー!って思える人なんだけど、どうも口調が冷たいんですよね。僕も会ったことはないですけど、何度かしゃべったことあるし面白いところもあるんですよ」と教えてくれた。「じゃぁ、実際に会ったらすごくいい人かもしれないですね!」とお互いに笑い、投函を頼まれたアンケートはがきを受け取るかわりに、わずかばかりのねぎらいの気持ちに缶コーヒーを渡した。

Yくんの的確なアドバイス、お兄さんの確実な作業、そしてこのお兄さんを呼んでくれたHさん。
あせりと苛立ちと心細さでどうしようもなかった私が、この人たちのおかげで無事に家路につくことが出来た。
昨日訊かれた時「ふつう」に○をつけたアンケート、「よい」に訂正して後で投函してこようと思う。

*1:20年以上運転してるけど、バッテリーあがりは一度しか経験ない。

*2:ボンネットあけてバッテリーにケーブルつないでエンジンかけてもらうアレ。

*3:ココで友人が働いてることもあり、車の購入からメンテまですべて任せている。