麦茶と夏とヤカン。〜オサレと実用性のハザマで〜

今朝、情報番組の占いコーナーで「ラッキーアイテムは麦茶」って言ってた。
そもそもソレ系の占いって放送作家がテキトーに書いてるとかそうでないとか…って説もあるし鵜呑みにするわけじゃないけど、アイテムのお手軽さに乗っかって出勤途中のコンビニで麦茶を買い、職場で半日飲んでいた。普段は緑茶ばかりだったから、久しぶりに飲むと思っていたより美味しかった。暑かったからなおさらだったのかもしれない。

あー、麦茶いいかも。夏って麦茶だよね。
部活のあと、汗をぬぐいもせずに水筒からラッパ飲みして、零れた分が汗に混じって首すじをつたっていくような…そんな夏の風物詩。…と学生時代に思いを馳せたり。まぁ私は思いっきり文化部だったけどね。

仕事から帰る道すがら「よーし、麦茶を沸かそう!しばらく麦茶ライフだ!」…と思ったけれど、わが家のヤカンは麦茶向きではなくて早速気をそがれた。ウチにあるのは、雰囲気だけで買ってずっと使わずに押入れで眠っている琺瑯のケトルだけだ。
違うんだよなぁ…麦茶には、アルマイトやステンレスの…野球部とかサッカー部のマネージャーが重たそうに運んでくるアレじゃなきゃ。工藤夕貴が「お湯をかける少女」*1で持ってたアレだよ…っていうと逆にわかりにくくなっちゃうからやめた方がいい?

私は「普通のヤカン」が欲しくなった。どうしても、だ。
早速ホームセンターに行って2L弱のヤカンを買った。母が嫌がって実家では使ったことがなかった笛吹きケトルにした。オシャレ度は高くないけど、油揚げの油抜きや肉や魚の下ごしらえもこっちのほうが断然使い勝手がいいはず。これからはどんどん活躍してもらおう。
途中で麦茶パックも買ってさっきから麦茶を沸かしては冷まし、冷蔵庫にたくさん麦茶のストックをして独りほくそ笑んだ。

冬支度ならぬ「夏じたく」かな。夏は苦手だけど、ちょっとだけwelcomeな気持ちになった。

…あ、麦茶傷みやすいから来週からはこまめに沸かさなくちゃ。

*1:もし思い出せた人は今度私とハイタッチかハグしよう。