ほんの紹介。

「本の紹介」と書くつもりが、変換したら上記のようになった。
たしかにエラそうなことは書けそうもないので「ほんの(少し)」ご紹介。

労働法のキモが2時間でわかる本

労働法のキモが2時間でわかる本

友人が著者の石井氏と交流があり、ずうずうしく私も一冊いただいた。
「日記に感想書きますね!」と調子いいこと言っておきながら半年近くたってしまったこの体たらく。余計な言い訳などはせずにreviewを書くよ!


まず「本当に2時間で読めるのか?」と思った私は、いやらしくも読み始めの時間をメモしておいた。そしてふむふむと読みすすめ、途中若干の中座(お茶をいれたとか、お手洗いにいったとか)を含めても、1時間半強。本の装丁や厚みから持つイメージよりもずっと読みやすくて字も大きい。「とりあえず、読んでみたら?」という手軽さ。
そして実際に読んでみて「法律って難しそうじゃん」という人(含む私)にうってつけだと思った。いい意味で法律本らしくないのだ。どっちかというと学生時代にお世話になった参考書みたいな感じ。だからって、内容が覚えられなくても問題ない。
(例えが適切かどうかは微妙だけど)「いざという時の冠婚葬祭マナー本」みたいに、困った時にピンポイントでその部分を読み直せばいいのだから。コンテンツやタイトルもわかりやすい。これはかなり便利。
専門家ではない私たちが一番知りたいのは「こういう時って、どうなるの?」という(多くの場合は自分が直面した)ルールや問題の解決方法であって「この悩みは労基法○○条△号に抵触することなのか?」ではないからだ。そういう点で、シロウトに的をあてた優しい本だと思う。


実際に私自身も何度か転職をして、そのたびに総務や人事をしている友人に電話をし、相談のために時間を割かせて迷惑をかけてきた覚えがある。そういった「あれ?どうしたらいいのかな?」をかなり解決してくれる一冊だと思う。


Special Thanks:著者 石井孝治さま
ステキな本をいただき、ありがとうございました。