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<人間だもの、間違いは…?>
13日午前の東京株式市場で、証券大手の大和証券 SMBCが、顧客投資家から受託した売り注文の銘柄を 誤って発注した。 三井住友フィナンシャルグループ(FG)株に2万 5000株の売り注文を出したが、本来は別の銘柄の 売り注文だった。 大和は誤発注に気付いた直後に、注文を取り消す措置を 取ったが、実際に取り消せたのは1万1583株で、残る 1万3417株は1株113万円で売買が成立した。 成立分は、発行済み株式総数の0・18%に相当する。 このうち、大半は、買い戻したが、売値より買値の方が 高かったため、約3億円が損失になるとしている。 大和によると、誤った売り注文を出したのは、取引開始 直前の午前8時59分で、取り消し措置を取ったのは9時 5分。三井住友の株価は取引開始直後に前日比5万円安の 112万円まで急落した後、株価は上昇に転じ、同2万円 高の119万円で午前の取引を終えた。 誤発注の原因について、大和は、投資家から注文を受けた アシスタントが銘柄とコード番号を間違えて発注伝票に記入 したためとしている。 証券会社による株式売買の誤発注例が相次いでおり、 12月には、みずほ証券が株数と値段を取り違えて入力した ミスがあったほか、1月にも日興シティグループ証券の社員 が個人取引で、買い注文の株数を誤った。 (読売新聞) - 1月13日14時6分更新
人間、誰だって間違うことはある。…とは言うものの、
これだけ頻回に証券関係の(発注)ミスが続いてしまうと
「たるんでるなぁ」という印象をぬぐえない。
過去にこれだけ立て続けに不祥事が起きたこともないし、
防げないミスではないはずだ。
信用商売が信用をなくしたら、そこには何も残らないと思うが。