<とりとめもなく>

恋愛について「相談に乗ってほしい」と言われても、実際はそうではない…と
最近思うようになった。相談であって相談でない、というか。


私はこれまで知人や友人からそういった話を持ちかけられるたびに、
毎回「自分だったらどうするだろう?」「一番いい方法は何だろう?」と
自分に置き換えて考えたり、思いつく限りの善後策を考えたりしてきた。
内容によっては、聞いた自分が暗い気持ちになったり凹んだりすることもあった。
(冷静に聞いて気持ちを切り替えられないのは私のダメなとこなんだけど)
しかし、相談に乗っていた相手に暫くして「私のことでいちいち過敏に反応
しないで。話し半分で聞いてくれればいいから」と言われた時は正直驚いた。


今思えば、確かに余計なことを言っていたのかもしれない。


「恋愛相談」は他の相談とは違い『相談=(相手の)気が済むまで話を
聞いてあげること』…つまり自分の意見や感想は求められていないのだ。
たとえば、人に「相談に乗って欲しい」とは言いやすいが、これが
「ひたすら私の話を聞いて欲しい」とはなかなか言いにくいものである。
そして相談と言う名の憂さ晴らしが済めばmissionは達成されたわけだから、
それ以上干渉しないのが一番…ということに、以前の私は気付かなかった。
煩がられても仕方がなかったのかもしれない、と今は思う。


でも…


私が気に入っていてしばしば拝読している“未踏”というサイトがある。
8月7日の雑記を読んで、こんな風に相談に乗ってあげられたらいいな…と思った。