<安いアメと無意味なムチ>

学生の茶髪とピアス、やめれば現金1万・続ければ懲戒

どの大学も入学希望者を集めるのに躍起になっているご時勢だというのに
勇気あるなぁ。保護者に対してはイメージアップをはかれると思うけど、
入学希望者が減ったりしないのかな?と思う。


ハメをはずせるのは学生のうちだけだし、大学に行ってまで髪型や服装に
ついて規制されなくてもいいんじゃないかな、と思う。
(最低限のドレスコードを設ける学校も見受けるが、それくらいは学生も
いちいち言われなくてもわきまえるべきだとは思う)
それに就職活動をする段階になって、なお常識ハズレな服装や派手な髪型
のままで会社訪問や入社試験を受ける学生がいたとしても、それが社会では
歓迎されないことくらい考えられないようでは、そっちのほうが痛いと思う。


余談だけど、褒賞金と言ったって一万円では誰も飛びつかない気がする。
(卒業まで毎月もらえる、とかなら話は別だけど)
賞罰という点からも、当前のことを当前にして褒められました、的な感じが
して人に自慢できるほどのことでもないような…。
あと、もともと黒髪で清楚な(華美ではない)格好してた学生は??


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 秋田市の学校法人「秋田経済法科大」(小泉健理事長)が10月、
同大と、系列の秋田栄養短大に、茶髪とピアスを禁止する規則を設ける。
 従わない場合には「懲戒」もあるが、指導に応じて改めた学生には
褒賞金1万円が付いた学長賞を贈る“アメとムチ”を用意。文部科学省
学生支援課も「聞いたことがない事例」と言う。
 新たに制定された「学生の頭髪・装身具に関する要綱」では、男女とも、
頭髪について「周囲に不快感を与える特異な髪形、染色、脱色は禁止」、
装身具も「華美を避け、品位を保ち、ピアスは禁止」と明記した。
該当する学生には、新設された教育指導室担当の教官らが指導。どうしても
指導を受け入れない学生には、教授会に諮ったうえで注意処分などの
「懲戒」もあり得るとする規定も盛り込んだ。
 大学、短大合わせて学生約1800人が在籍しているが、対象となる
学生は50人以上とみられ、褒賞金は総額100万円を用意する。
 元検事で弁護士でもある小泉理事長は、「ニートやフリーターなどの
問題は、学生のモラルやマナーの低下も一因ではないか。学生の服装や
頭髪の乱れは、大学や本人の評価にもつながる」が持論。秋田県内の高校
などには、この取り組みを記載したパンフレットを配布して教員や保護者に
アピール、志願者の確保にも生かしたい考え。
 学生からは早速、「なぜそこまでする必要があるのか」という反発が
寄せられているという。
(2006年9月29日14時35分  読売新聞)