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<後発企業の明暗>
ソフト開発会社、ドリームテクノロジーズ(本社・東京、大証 ヘラクレス上場)は16日、民事再生手続き中のベンチャー系 通信会社、平成電電に対する支援を中止すると発表した。 平成電電から要請されていた「つなぎ融資」にも応じない。 平成電電は再生計画を見直し、新たな支援企業を探すことになる。 思うようにスポンサーが現れるかどうか不透明で、平成電電の 再生は厳しい状況になった。 ドリームテクノロジーズは発表で、平成電電が今月10日に東京 地裁に提出した再生計画案について「実現可能性は乏しいと判断 した」とした。支援を続け、将来に事業の清算に追い込まれた場合、 損失は100億円超が見込まれるなどとして支援打ち切りを決めた。 平成電電は、割安な固定電話サービス「CHOKKA(チョッカ)」 を他社に先がけて始めたが、思うように契約が伸びず、資金繰りに 行き詰まった。2005年10月、東京地裁に民事再生法の適用を 申請した時の契約数は法人、個人合わせて約14万4000件。 (2006年4月16日23時44分 読売新聞)
昨年の10月18日の日記にも書いたが、直収電話サービスの問題は
今ひとついい話を聞かない。そして鳴り物入りとも思われた平成電電
もこれでおそらく再生は困難だろう。
どんなことでも「おトク」な情報は少し調べれば山ほど出てくる。
しかしながらそれはいつも玉石混合だ。
どの情報が信頼でき、どの情報が胡散臭いか?は、自分で判断
するしかない。見極めるチカラを養わないと。