<京都のかばん屋>

かばん「一澤帆布」、解任社長が新会社

帆布の手作りかばんで知られる「一澤帆布(いちざわはんぷ)
工業」(京都市東山区)の経営権をめぐり、解任された前社長
で先代会長の三男、一澤信三郎さん(57)が新会社「一澤
信三郎帆布」を設立し、5日、新店舗を公開した。
新ブランド名は「信三郎帆布」などで、6日から販売を始める。
新店舗は同工業の斜め向かいにあり、信三郎さんの親族が社長を
務める「一澤帆布加工所」(京都市左京区)が製造を担当。
信三郎さんは「新しい気持ちで再出発し、今後も良い商品を
提供できれば」と話す。
一方、休業中の同工業の代表取締役で長男の信太郎さん(60)
は「早く工業用ミシンや従業員を確保し、再開したい」と話して
いる。
同工業では先代会長の遺産相続の遺言をめぐって信三郎さんと
信太郎さんが訴訟で争い、信三郎さんの敗訴が確定。信太郎さん
が四男の喜久夫さん(54)とともに新役員となったが、従業員
が一澤帆布加工所に移ったため、3月初めから休業が続いている。
(2006年4月6日  読売新聞)

丈夫なうえにアフターケアもしてもらえる、ということで、私も
一澤帆布のカバンを、ずいぶん昔に買って持っている。
お家騒動については表沙汰にならないほうがよかったと思うけど、
あのカバンをまた買えるようになったのはいいこと。
また京都に行きたくなった。
一澤帆布加工所 … お家騒動にかかる従業員の声
一澤信三郎帆布 … 今日OPENした新しい「一澤帆布