<reviewとinformation>

英単語としてとらえれば、意味の違いは一目瞭然なんだけれど。


レビューサイト(って言うのかな)で「面白い」かどうかは、その情報量も
さることながら、そのレビューの内容がどんなものか?によるところが大きい。


映画にたとえると、淀川長治(故)がスキか水野晴郎がスキか、はたまた
おすぎがスキか?というような、ある意味その人の「色メガネ」を通して
その作品が語られてナンボ、というか。
多少偏っていようが、その人の思い入れとか、作品・作風に対する評価とか、
そういうものを知りたいと思う。(私だけかな?)


ただ単に「こういう作品がありますよ」「こんな作品を観ました」だけでは
「インフォメーション」どまり。
学校や職場の休憩時間に「今夜○×chで□△の特番がOAされるね」といった
TV番組の話題となんら変わりない。
「へー。そうなんだー。」以上の感想がうまれにくい。
「じゃ、観てみようかな」と思うのは自分が興味あるものかどうかの判断によるものだし。
(「そんなに面白そうなら私も観たい!」という気持ちの動きはない)


だから、レビューサイトは万人ウケしなくてもいいと思う。
あたりさわりのないことや、単に「こんなサイトがありますよ」
「このサイト、こんなことやってますよ」だけではなくて。
多少辛辣なことを書いて叩かれたとしても、それは有名税くらいに思ったっていいと思う。


私には情報収集力も論評能力もないから、エラソなことを言ってても
一笑にふしてもらえばいいんだけどね。
(レビューサイトを運営している人は素直にリスペクトだし。)
ただ、レビューをインフォメーションと履き違えている人に一石を投じてみたいな…と
思ったとか、思わなかったとか。