<アリとキリギリス>
有名なイソップ物語。
勤勉なアリをヨシとするようなお話。
私の偏見に満ちた『アリとキリギリス』説はこんな感じ。
夏の間、せっせせっせと働くアリと、
バイオリンを奏でながら歌を歌うキリギリス。
冬が来て、食料の備蓄がないキリギリスはアリの世話になるが、
別に「どうして夏にちゃんと働いておかなかった?」と
叱責をうける必要はない、と私は思う。
それは…
アリが一生懸命働いている夏の日に、
彼の歌う歌が 時にアリたちを元気付け、
彼の奏でるバイオリンの音色が 時に疲れたアリたちを癒す
キリギリスにはキリギリスの役割がある。
この物語を思い出すたびに、そう思う。