最近、また新しい人間関係に触れる機会がある。


昔、ネットがきっかけになって付き合っていた彼が
「ネットの世界はね、魑魅魍魎の跋扈する世界だから。無防備でいてはいけないよ。」と
心配をしてくれたことがあった。
(でも、そんな中で君に出逢ったんだけれどね?w)


たしかに、痛い思いもつらい思いもしてきた。
もともとの騙されやすかったりひっかかりやすかったりする性格と
身の危険を案じる前に歩き出してしまう好奇心の強さからすれば
容易に想像がつくことだと自分でも時々可笑しくなる。
でも、それだけじゃなかったから、いまこうしてまた
ネットという環境、媒体を通じて人に出会うという愉しみがある。


チャットだったり、テキスト系のサイトだったり、あるいは
画像や映像のすばらしいサイトだったり…これまでに
私に大きな影響を与えてくれたものは数限りなくあった。
それでも、いままた新たに感動を与えてくれるサイトに出逢った。
(近いうちに、本サイトでリンクさせていただこうかと思っている)


とかく「ネット」だ「出会い系」だと、インターネットが
引き金になった事件のせいで、ダークな印象をもたれることが多い昨今。
私は、あえて「それだけではない」と言いたい。
一生のうちで、知り合える人間の数なんてたかがしれている。
それは、自分が住んでいる街を軸にコンパスでくるっと小さく円を描いた程度の。
でも、インターネットはそのコンパスの半径をとても大きくしてくれた。
普通に生活していては知り合うことがない人たちと、言葉や想いを
かわせる機会ができる。


そんなことを考えながら、少しばかりキーを叩いている午後。