辞書にも個性

昔から私は国語の辞書が好きだったりする。
耳慣れているはずの言葉が実は全然違う意味だったり、曖昧にしか
知らなかった言葉の意味をきちんと理解すること*1は、勉強にもなるし
意外と新鮮に感じたりもする。


仕事で文化の日にかかる原稿を書いていた時に「晴れの特異日*2」と
いう言葉を使った。
一応「特異日」を注釈に入れておこうとweb辞書で調べたら、面白い
検索結果が出たので載せてみる。

とくい‐び【特異日】
ある天候が、偶然とは思われないほど高い確率で現れる特定の日。
2月7日の春一番、11月3日の秋晴れなど。
[ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ]

偶然とは思われないほど!なんだ。相当凄いんだな…って感じがする。

とくい-び【特異日】
晴れとか雨とかの天気が、統計上高い確率で現れる特定の日。
東日本では一一月三日は晴れの特異日といわれる。シンギュラリティー三省堂提供「大辞林 第二版」より

「晴れとか雨とかの…」って、普段の私の言葉遣いと似たレベル?
何気に親近感を感じちゃうじゃないの。


やっぱり辞書は面白いと思う。

*1:例えば「確信犯」。一度調べてみると、正しい意味に驚く人はわりといるのでは?と思う。

*2:体育の日と並んで、11月3日は「晴れの特異日」とされている。