地図が読めない女

旅行をしようと思い立った時に、必ず確認するのがガイドブックや地図だ。
興味がわいた観光スポットへはどんなルートで行けばいいのかな?とか、
どこに宿泊したら翌日のフットワークがいいかな?…等々、飽きないものだ。


しかし、時おり「これはどこ?」と途方に暮れてしまうことがある。
県内を大きくエリア分けした呼称(○○地方)がピンとこないのだ。
たとえば私の住む愛知県は「尾張」「三河」(場合によって「知多」)
と大別され「三河」ひとつとっても「西三河」「東三河」「奥三河」など、
地元では区別される。(さらに細かく東西南北がついたりする)
簡単に言えば、天気予報でひとつの県が2〜3つに分かれているアレだ。

ある程度その地域に予備知識があり、○○地方の△△には何があるかな?と
焦点を絞れる場合はいいかもしれないが、漠然と「○×に行きたいなぁ」と
思って検索するのは、この区分が逆に足枷になってしまう。
「私はどこに行きたいんだろう?」という間抜けな疑問から始まるのだから。


限られた時間にできるだけ楽しい旅をしたい…そう欲張ってしまう私は
「地図が読めない女」*1なりに頑張るのである。

*1:「話を聞かない男、地図が読めない女」という著作がからもじったけれど、内容的に直接関係するものではない。友人に薦められて一応読了しているが、感銘を受けるほどではなかったような…そんな感じ。