<それは勘違いなんだよ>

先日、とても虚栄心が強い人に会った。
どんな話をしても、人を見下したモノの言い方しかできない。例えば仕事の
話ひとつとっても、自分が携わったプロジェクトの功績は全部自分の手柄。


とにかく有名人や著名人とのコネクションが大好き。
『自分→相手』と『相手→自分』の認識度がお互いに釣り合っていなくても
「俺は○○を知ってる」と平気で言う。一度でも会話したことがあれば、
即座に『友だち』以上の扱いだろう。有名人とは『人類みな兄弟』なのだ。


そして(最近わりと見かける形態ではあるけれど)社内の意見やアイデア
直接聞くために、社長がみずから社員と話をする会社に彼は勤めていて、
「社長とはよく話す」とか「社長とはすぐ話ができる距離にいる」と言う。
社長の期待を一手に担っているような言い振り。


どれをとっても言えることは『立派なのはキミじゃない』ということだ。