■
<過ぎたるは及ばざるが如し>
大豆に含まれ、女性ホルモンに似た作用のある化学物質「大豆 イソフラボン」について、食品安全委員会新開発食品専門調査会 (上野川修一座長)は31日、厚生労働省の特定保健用食品 (特保)として日常の食事とは別に摂取する場合は、1日の摂取 量を30ミリグラム程度に抑えるべきだとする評価書案を大筋で まとめた。ただし、「(一般の)大豆食品の安全性を問題にして いるわけではない」とし、特保として上乗せ摂取する場合の評価 であることを強調している。 大豆イソフラボンは、豆腐や納豆などに含まれる。評価書案に よると、乳がんや骨粗しょう症の予防効果があるといわれる。 一方で、乳がん発症や再発のリスクを高める可能性なども考え られるため、調査会が摂取上限の目安を審議していた。 調査会には、食べ物からの摂取量が平均的な閉経前の日本人 女性21人に大豆イソフラボンを1日約57ミリグラムずつ追加 摂取させると、血中の女性ホルモン濃度が約3割低下したなどの 試験結果が提出された。調査会はこのデータなどから、特保と して上乗せ摂取する場合の安全な上限値を57ミリグラムの 約半分の約30ミリグラムと設定した。
健康志向とか健康ブームやらに乗っかって、色々な物質が身体にいい、
と報告がなされ、どんどん新製品が出てくる。
メディアも次々に「○×に効く!」「これで○△も怖くない!」等の
番組でそれを煽る。
しかしどれも弊害や過剰摂取によるデメリットがないわけではない。
結局、本当にいいのはバランスがとれた食事…ということか。
「原点回帰」を考えてみるのも悪くないのかもしれない。